ハタゴさん歩く!巻き込まれる!復活する!そしてまた動く…

ハタゴに限らず、イソギンチャク飼育の上で代表的なトラブルが

水流ポンプ巻き込まれ事故

ではないでしょうか。

ググったらたくさん出てきます。
事故経験者の方、対策を講じている方、などなど。

我が家にいる30cmオーバーのハタゴさんも被害に遭いました。
それも2回も!

1回目は自分で剥がれることができたのでしょう。帰宅してみると一部チリチリになった状態で、ポンプに少しカケラが付いていました。
怪我の範囲も少なく、数週間で見事に復活しました。

その後は1箇所でじっとしていたのであまり心配することもなく日々が過ぎ、
前回事故から1ヶ月後、突然また移動し始めたと思ったら、動くようになって数日後の夜、ポンプをしっかり抱き込んでいる状態を発見。

慌ててポンプを止めて剥がそうとするも、ポンプの隙間に触手がしっかりはまり込んでいて外れない。自ら離してくれることを期待してポンプを引っ張ったら、収縮してさらに抱き込んでしまう。ハタゴって力強いんですね。
ガラスの外側からポンプを固定するマグネット、結構強力だと思うんですがそれも外れてしまうほどの力です。
結局、巻き込まれていた部分をちぎる形でポンプと分離することができました。

 

体全体の4分の1ほど、外周だけなら半分くらいを怪我したハタゴさん。

もうダメかと思いましたが、どうにか復活してくれいているようです。
アカホシカニダマシやニモ&レオが壊死した触手や体の部分をちぎっていたので炎症(なの?)が広がらなくてよかったのかも。

※写真は事故から5日目。

ポンプ巻き込まれ事故対策

対策、色々考えました。

・水流ポンプの周りをスポンジで囲う?
→スポンジがちゃんと付属しているポンプもあるようですが…。
水流を悪くさせない&ハタゴの力に負けないようなサイズ・固定が難しい

・水流ポンプの周りをアクリルケースで囲う?
→隔離ケースを加工して囲いが作れないかと模索。難易度高い。。

実施したのは・・・
・ライブロックでブロック
→水流を損なわず、ハタゴが近づけないように吸い込み付近をライブロックで固める。

ポンプ巻き込まれ事故の心配はもうないかな。という状態まで来れました。
それにしてもみんな相当困ってるのに、明らかな解決法みたいなのがどこにもないのが不思議ですね。
メーカーさんも出したらいいのに。

水流調整

ハタゴが落ち着かないのは水流の問題もあるかも、と、濾過槽から吐き出されるパイプに回転式のアタッチメントをつけました。
ここからの水流が直線的だから嫌なのかも?という仮説でしたが
翌朝にはまたハタゴ大移動。。そしてサンゴを避難。

気に入らないのか、水流が変わったから良い場所を求めて動いているのか、、、
まだまだ試行錯誤は続きますが、この後どうなっていくのか、様子を見て行きたいと思います。

ハタゴさんとはぜひ会話したいですね…。